銀座 2006/08/31 (Thu)

高校生の頃、埼玉県北部の田舎者としては大宮でさえ遊びに行くことは少し気合がいることだった。

だから原宿や渋谷なんてそりゃもう大変なことだった。



大学進学は当然のように都内を選んだ。

銀座へ遊びに行くようになったのはその頃から。

渋谷や新宿は通学の通り道だったのでもはやそこで遊ぶことは当たり前だったが、銀座は大人の街って感じでやはり気後れしちゃう部分があった。



それは社会人になってからも変わらなかった。

年齢的には十分大人なのに銀座へ行くことは何か特別って思いが拭えなかった。



30代になってからはその思いを逆手にとって、代わり映えしない毎日に刺激を与えるためにわざと行くようになった。

たまにだけどね。

いつもよりは多少おしゃれをして、だらけきった生活の自分にほどよい緊張感を与えた。

それに優越感。

高いお金を出して銀座までマッサージに通っているということに。

すみません、田舎者根性抜けなくて

それが30代前半。



そして最近、もはや銀座に魅力を感じなくなってる自分に気付いた。

このところオズマガジンのサイトで見つけたマッサージ屋さんをいろいろ試して銀座にも何回か行ってるんだけど心躍らなくなった。

見たいなというものもなく用が済んだら帰るかって感じ

これは自分に物欲がなくなったってことも関係してるんでしょう。

おしゃれに気を遣わなくなったとは思わないけど、あれが着たい、これが欲しいなんていう気持ちが湧かなくなった。

出かけることが少なくなったっていうもの関係してるのかな。

昔は週に2〜3回は遊んでいたもんねぇ。



なんだかまた自分は寂しい人間と告白してるよーな気もするが

ふと銀座について思ったことを書いてみました